2022受賞コスメ

審査員賞:地方創生部門
株式会社エル・ローズ
グリーンベース
フェイスウォッシュ

5つの特徴

・サステナブルコスメ

・アップサイクルコスメ

・地産地消

・SDGs

・動物由来成分不使用

商品の特徴

・自然由来成分を厳選して廃液などの環境面に配慮しながら、アニマルウェルフェアの観点で動物由来原料不使用の処方になっています。

・泡立ちが良い石鹸系ベースにヤシ脂肪酸Kを加えることでよりふわふわとした泡立ちになりポリクオタニウム-50を加えることによってもっちりとした泡質になるよう処方を組みました。

・保湿剤のグリセリンやセラミドと同じくラメラ液晶を形成するラウロイルグルタミン酸ジ(フィトセテリル/オクチルドデシル)のエモリエント剤を加えることで洗いあがりも潤いがある使用感にしております。また、刺激緩和剤としてグリチルリチン酸ジカリウムを配合しております。

・パラベン、着色料、石油系界面活性剤、鉱物油、紫外線吸収剤、合成香料などは使用していないため、敏感肌の方にとっても優しい成分で作られています。

製品開発ストーリー

福井県坂井市の三里浜地区沿岸に防風林として松が植えられていましたが、これらは枯れて景観が悪くなっていました。これを改善し産業化を図る福井市の取り組みとして、オリーブの植樹が決まりました。このオリーブを「三里浜オリーブ」と命名して主にオリーブオイルとして使用していますが、搾りカスは捨てられていることを知りました。また、剪定時の葉っぱも捨てられていることを知りました。レモンに関しては、福井県高浜町の取り組みにて、高浜町の特産品をすべくレモン栽培を行い、「うちうられもん」と命名してブランディングを行っていることをしりました。このレモンは地元のカフェにてヘタが捨てられていることや、摘果、規格外で捨てられるレモンがあることを知りました。両取り組みとも、収穫量が多くなく規模が小さいため、収穫した果実を加工・販売するだけでは事業化が難しいという課題があり、搾りかすや廃棄されるものを使って化粧品を作成すれば、少量でたくさんの化粧品を作ることができるため、新しい事業への参入また、商品の売り上げの一部を三里浜農園・高浜町の運営費の一部とし、還元することで、事業規模の拡大に貢献できるのではないかと考えました。市販のフェイスウォッシュはポップでフェミニンな雰囲気のものが多く手に取りにくいと感じており、さらに男性向けの商品は少ないように感じていました。そんな中、男性でも女性でも手に取りやすくデイリーに使っていただける商品を作りたいという想いからこのフェイスウォッシュは誕生しました。また開発者自身敏感肌で洗浄力の強すぎるものなどは肌荒れすることもあり、洗浄力が強めな男性用商材は使えずにいました。どんな肌質でも、ジェンダーでも手に取りやすい商品を目指しました。今後ライフスタイルの多様化や環境に配慮した商品が購入されるようになっていくと考えられるため、ブランドコンセプトとして、環境配慮やアップサイクルを掲げ、これらに共感できる人に買ってもらいたいと考えております。また、購買者だけでなく、生産者の方々に負担にならないこと、地域の方々より歓迎される事を考えた商品作りを行っております。

詳細情報

https://www.greenbase-onlineshop.com/

審査員コメント

企業のSDGsの推進のひとつとして生まれたコスメは、単に地元の農産物を製品化することではなく、残滓をアップサイクルする、規格外のものを活用するなどの視点を持ってスタート。そして、ジェンダーを意識したコスメとして生まれたのが、男女を問わず手に取りやすいパッケージと処方のフェイスウォッシュ。スタートしたばかりのブランドですが、地域に根付いて、新たなアイテムが生まれるのが楽しみです。

田島 尚子

地元の福井で栽培されているレモンとオリーブを用い、嶺南と嶺北の農産品を使用している点が、地方創生につながっていると感じました。また、中学生にSDGsの授業をしに行ったり、売上の一部を生産者の元へ寄付したりなど、地域のためになる活動も多くされているため、地域創生賞に選びました。

磯野 アサ

第一に、地元福井県の中でも、違う2つの町における特産物の廃棄に関して問題意識を抱き、そのどちらも取り入れてアップサイクル化粧品を生み出したことに感銘を受けました。また、それぞれの特産物の事業拡大に貢献したいと考えて作られたことが、地方創生賞に値すると考えました。地域の小中学生の社会科見学を常時受け入れ、彼らがSDGsについて実際に学べる場を提供していることも評価できます。

宮地 杏奈

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