2023受賞コスメ

審査員賞:コストパフォーマンス部門
オルビス株式会社
クリーンエンス
クリーンエンス ピュリファイング ジェントル フェイシャルソープ

キーワード

  • まとわない素肌
  • 濁りのない透明感のある肌
  • クリーミィな泡
  • アップサイクル原料

製品の特徴

摩擦の少ない、ゆたかな泡立ち。

洗うほどに満ち足りる、濁りのない肌へ。

特殊製法による高起泡石鹸素地を採用。柔らかでクリーミィな泡は、手のひらに吸いつくような新感触。洗い流す瞬間まで肌を浄化しうるおいで包みます。また、これまで摘果(摘花)や副産物として廃棄されがちだったイチゴの花やイチジクの樹皮を、肌に効果的な成分の原料としてアップサイクル。選び抜かれた植物原料を有効活用し、うるおいを与え明るい素肌へ。自然体でニュートラルな感覚へと導く香りとともに、至福の洗顔タイムを。

製品開発ストーリー

容器不要で、製造上も加熱プロセスのない固形石鹸は「クリーンな洗顔習慣」として最適なアイテム。しかし、泡立ちや泡質等の使用感に不満が募り、心地よく使用継続しづらいことも。そんな一般的な固形石鹸の印象を覆すべく、特殊製法による高起泡石鹸素地を採用し開発スタート。泡立ちの肝となる天然油脂を丁寧に分解し、泡立ちを妨げるものを除外。優れたものだけで再構成する特殊製法で得られた原料による「高起泡石鹸素地」を使っているからこそ、素早い泡立ちとクリーミィで豊かな泡質を実現しました。

今回の石鹸で除外された成分は、違う役割で他の化粧品原料に転用され、こういった細部にもアップサイクルの視点が取り入れられています。

詳細情報

https://www.orbis.co.jp/product/cleanence/products/#Product1

製品の価格(税込) 3,080円
内容量 標準重量80g

審査員コメント

まずプロダクトとしての完成度が非常に高く感じる。香りも大きな主張が無いながら誰もが良いと思えるような設計がされている。アップサイクル理論というアプローチが面白い。サステナビリティの観点からの活動は少し足りない部分もあるが、大手ならではのハイクオリティ。

櫻井 啓裕(株式会社INFASパブリケーションズ 取締役)

 

もともとクリーンなイメージが強い「オルビス」が、さらなるクリーンを追求して誕生させたブランド。第一弾ローンチは、このソープと拭き取り化粧水だけ、という潔さにも拍手!他の有名ブランドも、ココに刺激を受け、”クリーンライン”をプラスする流れができるかも。

関 龍彦(講談社 FRaU 編集長 / プロデューサー)

 

大企業でありながら、こうしたアワードに参加したこと自体意義があると思う。特に石鹸の方は色や形、廃棄プラスチックを生かした容器など、誰もが手に取ってみたくなる仕掛け。こうした大企業の取り組みが他の大企業に波及することを期待。

浜田 敬子(ジャーナリスト / 前Business Insider Japan統括編集長  / AERA元編集長)

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