2024受賞コスメ

SILVER賞
株式会社KIKO
kiiks
竹水フェイスミスト

キーワード

  • フェイスミスト
  • 竹水
  • 自然の恵み
  • 竹取物語
  • 竹害

製品の特徴

自然の恵、竹水。
竹が成長する際に地中から地下茎を通して吸い上げた水のことであり、4月から 5 月にしか採取できません。水を吸い上げてから、わずか 20 日間ほどしか幹に溜め込まないため、とても貴重な水として知られています。成長期の若い竹はとても生命力が強く、その驚異的な生命力の源が竹水。中でも旧暦5 月 5 日に採取された竹水は、昔から「神水」もしくは「竹の神水(たけのたまりみず)」と呼ばれ、古くから薬を作るのに使われていたと言われています。竹水は豊富なポリフェノールを含み、ビタミン B群、高い保湿効果や肌の弾力性を保つ豊富なアミノ酸、竹に多く含まれるシリカ(ケイ素)が肌の内側から潤いをもたらします。

製品開発ストーリー

山林を侵食する、「竹害対策」にも役立つ。
古より、竹は日本の文化や風土に深く関わり、日本人の心に強く根付いています。現在、日本の竹林のほとんどは、人間の手によって植栽されたものですが、後継者問題や管理不足によって竹林は荒れ、雑草のように増殖している状況。竹の繁殖力は非常に強いため、広葉樹林を浸食。理想的な山相は、広葉樹が深く根を張ることで山肌を保護し、良質なミネラルを含む水を蓄えることですが、竹の根は地表浅くにしか地下茎を張らず、竹林に侵食された山は保水力が低下。また、広葉樹林が成長するよりも早いスピードで竹は成長するため、日除となり太陽光が雑木に届かず、雑木が枯れてしまう問題も起こっています。こうして雑木林は竹藪に変わり、里山全体の植生も変化し、根の浅い竹の地下茎によって地盤が弱くなることで土砂崩れのリスクも上がってしまいます。各地の竹害も考慮し桑名市の桑名竹取物語事業化協議会と協力して、その対策に取り組んでいます。

詳細情報

竹水フェイスミスト

内容量:100ml
価格:4,620円

審査員コメント

化粧水やミストの使用感が普通はつけたときの保湿感だったりするが、つけた瞬間につるつるになるのがわかって、他のミストと違うというのがすぐにわかりました。
つけ心地に感動するとともに、そのバックストーリーがしっかりとしていてさらに感動。コスパもいい。

マリエ(CEO / エシカルファッションデザイナー / 環境省 森里川海アンバサダー)

 

「竹害」の解消、竹水の活用という環境と美容へのまさに一石二鳥なプロダクト。製造過程が地域の環境保護や防災機能まで有し、生産拡大が国土の保全にまでつながる。しかも使い手に自然の恵みを感じさせる。すごいプロダクトが現れた。

鈴木款(フジテレビ解説委員 / 一般社団法人 LeaL理事)

 

瑞々しい使用感はブランド名とも相まって幅広い世代に受け入れられそう。使用感とは裏腹に高い効果効能が宿っているのも非常に魅力的だ。
また環境保全の観点からも意義ある取り組みをされており総合的高く評価できる。

櫻井啓裕(株式会社INFASパブリケーションズ 取締役)

 

かつては人々の生活のために植えられ、その後放棄されて環境問題になっている竹林の竹を利用して作られている製品。地域課題にアプローチしながら、高機能かつスタイリッシュなコスメに仕上がっている点が素晴らしい。

山田メユミ(株式会社アイスタイル 取締役・共同創業者 / 一般社団法人 バンクフォースマイルズ 代表理事)

 

竹から採取した自然の恵「竹水」をはじめ、クロモジ、ヒノキ、クスノキの芳香成分が皮膚感覚と嗅覚に癒しをもたらす感覚が素晴らしい。
また三重県桑名市の桑名竹取物語事業化協議会と連携しながら、地域の竹害問題解決にもつながるプロダクトに昇華させた点を高く評価しました。

小原壮太郎(一般社団法人the Organic 代表理事 / 環境省 森里川海アンバサダー

 

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