2023受賞コスメ

審査員賞:地方創生部門
千年美容 玄
千年美容 玄
柔肌熟成ぬか袋 穂

キーワード

  • 天然成分100%
  • 主原料は自家栽培したお米の米ぬか
  • 発酵・熟成ぬか
  • 袋の素材は柔らかな竹の繊維100%のTAKEFU使用
  • かつての日本人が入浴時にお肌を磨き上げたぬか袋を、発酵熟成させた糠へとアレンジし、セルフケア製品として現代の世に再現

製品の特徴

『柔肌熟成ぬか袋 穂』は、自家栽培米からとった米ぬかに麹をつけ、薬草液や黒糖、蜂蜜を混ぜ合わせ、立冬から立春までの期間に寒仕込みします。発酵熟成させたその発酵糠を、手縫いした竹100%の柔らかな布袋に入れ、収穫後約一年の時を経てようやく出来上がります。

お肌を優しく撫で磨きあげることで、柔らかな袋からしみ出す発酵エキスによって、明るくキメ細やかで健やかなお肌に導くスペシャルセルフケア製品です。

製品開発ストーリー

日本最古の医学書「医心方」を読み解き、薬草類を煎じたり、漬け込んだりし、発酵熟成で自然美容料を製造していた自然美容家に16年前に出会いました。美容哲学と共に製法を10年間学び、オリジナルブランドの立ち上げと同時に原料も自家栽培をしたお米を使用し始めました。

発酵糠の麹のつけ方、薬草の煎じ方、黒糖・ハチミツを混ぜ合わせるタイミングは仕込み時の気温や湿度に合わせ調整し、香りを感じながら発酵・熟成を見守ります。独り立ちして初めて製造した頃、薬草の煎液の煮詰め加減が難しく、麹をつけたぬかに混ぜあわせると水分量が多すぎて、泣く泣く畑に返すという失敗を繰り返し、納得いくものに仕上げられるようになりました。

詳細情報

https://sennenbiyou-gen.stores.jp/items/6281cb2c07e16306e4f49460

製品の価格(税込) 3,267円
内容量 10g×4包セット

審査員コメント

代々コメ農家の夫妻が米ぬかを活用した基礎化粧品の開発に挑戦。原料であるお米作りに農薬を使わず、煎じた後の原料も土に反して原料の糧にしていく。さらに生産地近くの空き家も活用するなど社会課題の解決にも取り組む。製品には、生産者の想いと地域のもつぬくもりが感じられる。

鈴木 款(フジテレビ解説委員 / 一般社団法人 LeaL理事)

 

昔からあったものかと思うのですが、私にとってもめちゃ新しかったのですっごく使いたくなりました!海外の方にも新しい感覚でお土産にもいいかもと思いました!パッケージも完全自然派が目指せたらより選びたくなるなと感じます。

マリエ(CEO / エシカルファッションデザイナー / 環境省 森里川海アンバサダー)

 

苗から育てた米のぬかと麹のみで造ったそうで、ぬかそのままのピュアな香りに正直驚きましたが、日本古来の製法にこだわり、袋や使い方にもこだわりがあるのは素敵ですね。日本伝統の美容法を、日本人にはもちろん海外にも発信していただきたいなと。

山田 メユミ(株式会社アイスタイル 取締役・共同創業者 / 一般社団法人 バンクフォースマイルズ 代表理事)

 

広島で自家栽培したお米を原料にした化粧品を制作。米ぬかを主原料として、袋の素材には、柔らかな竹の繊維を使用。発酵、熟成、循環をブランドコンセプトとし、ロゴマークもおしゃれ。柔らかな袋からしみ出す発酵エキスが魅力的です。

渡辺 綱男(国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)会長)

 

日本で昔からある米ぬかを活用して使った商品を初めて見ました。発酵してある製品を食べることが健康に繋がることは有名ですが、発酵されたものを肌に使うのも美に繋がることを提唱させてくれる商品のように感じさせられました。また、3人の米農家さんが新たに化粧品開発にむけて挑戦する姿に心惹かれました。

ブリンクマン 恵美(学生審査員)



TOP