ブランドコンセプト
「心地よく、自分らしい生き方へ」
植物のチカラを日常使いできるよう、見て上がる、使って心地よい、続けて人生が変わることを目指した植物セルフケアブランド。
MANARIは「まんなかの理」「愛の理」。植物の効能・エネルギーをいただきながら、自分を慈しみ、ニュートラルな自分に立ち戻ることをサポートする。
商品の特徴
さまざまなトラブルから肌を守るためのレスキュークリーム
鎮静力の高いビワの葉を主軸とし、日本で昔から肌あれに使われてきたアロエ、ヨーロッパで日焼けなどに用いられるラベンダー、オーストラリアで肌トラブルに使用されるティーツリーを使用。
子どもやあれた肌にも使えるよう、合成界面活性剤や防腐剤もフリー。役割が多く疲れた大人女性の心に響くようリラックスとリフレッシュを両立する香りにしている。
製品開発ストーリー
- はじまりの話
代表の溝渕は2014年に出産。当時、COSMOS認証を取得したり、自社有機農園も保持するオーガニックコスメメーカーに勤務しており、勤め先の製品でアトピーの娘のスキンケアに奮闘していた。しかし一向によくならず、「肌の不調は身体の中の問題、ひいては生活習慣の問題」との気づきから、身体の仕組みや植物療法、漢方を各種スクールで学ぶ。生活も改善し娘のアトピーは回復していくも、治りきるところまではいかなかった。
そんな渦中の2019年5月27日深夜、いつも以上にかゆがる娘にたまたま買っておいたビワの葉エキスを塗布したところ、翌朝の回復具合に驚愕、感動。肌悩みのある方に、日本の伝統ハーブ「ビワの葉」の素晴らしさを広めたいという思いのもと、同じように悩む友人の子の肌をサポートしながらスキンケア開発を行う。
- 「ビワの葉専門」農家さんを探して
ビワ葉の効力を高めるためには、花や実に栄養がいく前にそれらを切り落とし、葉に栄養を集中させることが重要。たどり着いたのは「茂木びわ」で有名な長崎県最南端、「障がい者の雇用をつくろう」と20年もの間無農薬でビワの木を栽培している社会福祉法人。代表理事の思いに共感し、MANARIはこのビワの葉を独自にエキス化。
さらに、肌の観察の結果、湿疹の原因が過酸化脂質とわかり、酸化しにくいオイルを選択することを重要視。実験の結果、最も効果的だったシアバターを基材に決める。
- サステイナブルとは循環すること
わが子のアトピーと向き合った経験から、過剰に合成されたものは体内処理が追いつかず、肌からゴミとして排出されトラブルを招くことを痛感。また、環境も同じで、土に還らないものはその一瞬は便利でも、未来のゴミとなることから、サスティナブルとは循環することという結論に至る。結果、合成成分を使わず、オーガニック原料の天然成分で肌と心がととのえられたと実感できるような植物療法発想のコスメの開発に至った。
詳細情報
審査員コメント
渡辺綱男
20年前から無農薬でビワ栽培をしている長崎の福祉法人と連携して、ビワの葉を栄養状態が最高のタイミングで収穫。大人から子どもまでマルチにそして安心して使えるクリームを製品化した創業者の情熱を高く評価したい。