ブランドコンセプト
「明日 わたしは柿の木にのぼる」は、柿にまつわる古来の知恵をいかしたデリケートゾーンのためのフェミニンケアブランド。福島県でとれた柿の皮から抽出した成分であるカキタンニンの消臭・収斂効果を活用し、防腐剤や鉱物油などの石油由来成分を一切使わず、厳選した植物由来成分によるシンプル処方にこだわっている。デリケートゾーンは自分の心と身体を知るバロメーター。1日10秒でもデリケートゾーンをケアすることで、ご自身をいたわるきっかけとなれたら。そして、女性がもっと自由に生き生きと輝ける未来へ繋がる一翼を担えたら。そんな願いを込めて、製品を作っている。
商品の特徴
「明日 わたしは柿の木にのぼる」のフェミニンオイルは、デリケートゾーンケアの基本となる「保湿」アイテム。オイルタイプなのにべたつかず心地よいテクスチャーと、柚子とクロモジのやさしい香りが特徴。植物由来成分のシンプル処方にこだわり、石油系界面活性剤をはじめ、防腐剤や鉱物油も使用していないため、日々のケアのほか、助産院などでも採用され、妊婦さんの会陰マッサージや子どもの全身スキンケアにも使用できる。
製品開発ストーリー
「デリケートゾーンに安心して使用できるケアアイテムが欲しい」という働く女性や妊娠期の女性たちの声と、わたし自身が公務員や大企業で働いてきた中で、無理をして体調を崩し、婦人科疾患を患ってしまった経験がきっかけである。あらゆることを一人で抱え込み、頑張り過ぎてしまう女性は決して少なくないはず。そんな女性が、1 日の中で 1 分でも 10 秒でも、自分の体調やカラダを見つめなおせるライフスタイルを作りたいと思い、アイテムの開発がはじまった。
主原料となる「柿の皮」は、弊社が本社を構える福島県国見町特産である干し柿の一種「あんぽ柿」を製造する際に出るもの。今までは使用用途がなく破棄されていた未利用資源だったが、消臭・収斂作用のあるカキタンニンやビタミンなどが豊富に含まれている。
農家さんたちの手により皮が剥かれたその日のうちに、佐賀県の製造工場へ直送し水蒸気蒸留法等によって成分を抽出しており、安心安全の国産デリケートゾーンケアとなる。安全のみでなく安心も追求。天然由来のシンプルな処方にこだわっており、石油系界面活性剤をはじめ、防腐剤や鉱物油も無添加。消臭・収斂作用など柿の皮がもつ有効成分を存分に活用したものとなっている。
詳細情報
審査員コメント
田島尚子
女性の体にとって安心安全を第一に考えたオーガニックのフェミニンケアブランドを立ち上げた代表の小林さんは、日本のフェムテック界を牽引していく存在になりつつある。福島県国見町に根差し、原料の調達から雇用までのプロセスにおいての持続可能な社会を目指した活動も、素晴らしい。